カラスの僕たち、いつも危険がいっぱい
僕はカラスのカー君です。僕の連れ合いはカー子で四日市の文
化学院のおじさんがつけてくれた名前です。
以前にブログに書きましたが、僕たちはリンちゃんたちの部屋
から庭に掃き出されるドッグフードを目当てに朝時々文化学院
にやってきます。最初の頃は毎朝やってきてドッグフードにあ
りついていました。しかしポッポ隊が現れるようになってから
は、ドッグフードはポッポ隊に全部横取りされ僕たちはほとん
どドッグフードにありつけません。僕たちは遠くの山に巣をか
まえ、朝はかわいい七つの子供の世話をしてからやってくるの
で近くに住んでいるポッポ隊にどうしても遅れてしまいます。
今日も、あまり期待しないでやってきたのですが何とドッグフ
ードが手つかずで残っているではありませんか。ポッポ隊はレ
ースかなにかに参加しているのでしょうか。
僕は喜んでドッグフードをいただこうとしたのですが、カー子
ちゃんはなにかドッグフードに近ずくのをためらっています。
実は、昨日カー子ちゃんはごみ袋のえさを食べようとしてごみ
袋を覆っている網が足にからまって命を落とすところでした。
だから、その恐怖がよみがえったのでしょう。なにも食べない
で去っていきました。僕もしかたなく後に続きました。
