ああ、よかった
僕は、リッキーちゃんです。
日本ペット文化学院の本校で毎月2回散髪をしてもらっていま
す。2回のうち1回はシャンプーだけです。今日はシャンプー
の日です。いつも一緒の連中の顔がみえます。友達のクッキー
ちゃんの顔もみえます。前回のシャンプーのとき僕はこれませ
んでした。実は大変なことがおこったのです。朝お母さんが僕
の部屋を掃除した後ドアーをすこし閉め忘れたのです。僕も何
気なくその隙間から外へ出てしまいました。そのあと、どのよ
うに歩いたのか全然覚えていません。気が付いたときには家か
らずいぶん遠くに来たような気がしました。散歩のときにも一
度もきたことがありません。僕がいなくなってから4~5日お
母さんたちはあちこちをずいぶん探したようです。文化学院の
おばさんに相談すると保健所で保護されているかもしれないか
ら保険所に問い合わせてくださいと言われました。その頃僕は
保険所で十分食事をとってみんなと仲良くしていました。
お母さんが保険所に来たときにはお母さんがあきれるぐらい太
っていました。後で、保険所でのことをクッキーちゃんに話す
と「よかったね、もしお母さんが来てくれなかったら安楽死さ
れるんだよ、TVでも以前にやってたよ。」と教えてくれました
それじゃ、僕と仲良く遊んでいた子たちはもしかしたら飼い主
さんが見つからないときは安楽死させられるんだね。悲しいね